ホテルで酒を隠し飲む

明朝は5時半起きだったので早めにホテルに戻る。ホテルに着くとオーナーが「何も問題ないか?あいつらはいい奴か?」と心配してくれる。腹も減っていたのでホテルのダイニングルームでメシを食うことにする。そこでたまたま初老の日本人夫婦らしき2人が食事をしていたので「こんにちは」と挨拶をして注文しようとすると「よかったらご一緒しませんか」と誘われる。「お邪魔でなければ」とずうずうしくも同席することに。

彼らは夫婦ではなく旅行友達で、年に一回インドやネパールを旅するそうで、インドは7回目だそうである。お互い関西人の59歳で30代になる娘・息子もおり、元教師と現役主婦というなかなか面白い人たちである。デリーでホテル代をだまされ、2倍の料金を払わされたと憤慨していた。7回来ても騙されるというインドの奥深さを感じる。

男性の方はウイスキーを持ち込んで、隠し飲みをしており「あなたもどうですか」という言葉に甘え、ガビガビと隠し飲みをする。そのうち2人とも酔っ払い、「もうインドなんだからノープロブレムでしょう」と堂々とボトルを出して飲む。その後、部屋で飲みなおしましょうと誘われ、遅くまでインド話で盛り上がった。部屋に戻って寝たのが何時か忘れてしまう程酔うが、翌朝5時に寒さで目を覚ます。バラナシはインド北部なので12月ともなると夜は冷えるのだ。

泊まった部屋のすぐ上の屋上にボイラーがあり、朝6時から湯沸しが始まる。このホテルでは、湯を沸かすのは1日に1回だけらしく、タンク内のお湯が全て使用されるとシャワーは水になる。昨夜は水になっていたためシャワー浴びれず。が、今朝も湯沸し前の朝5時半に待ち合わせていたので、またしても浴びれず。

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